出典:@ryo_camp365
キャンプでタープは必要なの?と考える方も少ないくないと思います。
最近ではタープと一体になったテントも多くありますので、テントの種類によってはなくても快適なキャンプライフは可能です。
なくても問題はないものの、あれば活動の幅が広がるタープについて解説していきます。
キャンプでのタープの役割は【屋根】
キャンプサイトのテントは寝室の役割になりますが、タープを張り、チェアとテーブルを置けばリビングになります。
そのリビングを日差しや雨を遮ってくれるのがタープになります。
あらゆる気候の中で、快適で開放感のある空間を作る最高のアイテムとなりますので、一つ常備しておくことをおススメします。
大きくタープは4種類
スクリーンタープ
出典:coleman
屋根と壁があり、風や雨を防ぐシェルター状になったタープです。
4つの側面をメッシュにしたり、フルクローズにしたりできるのが大きな特徴となっています。
夏のキャンプではメッシュにして虫よけにできたり、雨天時や冬のキャンプではフルクローズにするなど、全天候に対応ができる使い方ができる点がメリットとなります。
ただし、収納サイズが大きく、構造も複雑なので設営に手間が掛かってしまう点がデメリットといえるでしょう。
ヘキサゴンタープ
出典:DOD
『ヘキサタープ』と呼ばれることの多い6角形の形状のタープです。
2本のメインポールと、6本のロープで立ち上げるタイプで構造がとてもシンプルなので、設営もコツさえ掴んでしまえば一人でも簡単に設営ができるでしょう。
日差しを避けながら風を感じることができるので、夏は涼しく景観も楽しめるため、開放的に過ごすことができます。
収納サイズがコンパクトで軽量であることもメリットの一つですが、スクリーンタープに比べ、ポールをロープで張り上げるため風のあおりに対して弱い点があります。
ポールを追加してルーフ(屋根)を高くすれば、居住スペースを広くすることもでき、設営が比較的簡単で張り方のバリエーションが多いため、キャンプ初心者にはおススメのタープとなっています。
スクエアタープ・レクタングラータープ
出典:snowpeak
正方形(スクエア)や長方形(レクタングラー)の大きな1枚の幕を広げるタープでヘキサゴンタープ同様に開放感があります。
ヘキサゴンタープと特徴としては同じではありますが、ポールを6本で張るためやや難易度は高くなっています。
ヘキサゴンタープ・スクエアタープ・レクタングラータープのように天幕1枚をポールで建てるものを非自立式タープと呼ばれます。
非自立式はサイズが様々で、1~3名で使う場合は1辺は3m程度、4名の場合は4~5m程度あれば大丈夫です。雨天時にタープの下に荷物をまとめることもあるため、やや大きめのサイズを選ぶようにするといいでしょう。
シェルタータープ
出典:DOD
構造としてはワンポールテント同様で、幕が地面まで及んでいるため、横からの風や雨から守ってくれます。
真夏の好天時は暑すぎるため、気候によっては使いづらい場合があります。
季節としては秋冬がおススメではありますが、気候に合わせて幕を取り外しできるタイプもあります。
非自立式タープにはペグハンマーが必須!
出典:snowpeak
非自立式タープではロープを使ってポールを立てるため、ペグにロープをひっかけて地面に打ち込む必要があります。
そのためペグを地面に打ち込む際にペグハンマーが必要となるのです。
地面の固さによってはテントに備え付けのペグハンマーでは打ち込めないケースもありますので、新たに購入することをおススメします。
また、ペグを引き抜く際も手で抜くことが困難なサイトもありますが、ハンマーを使うことで引き抜きやすくなります。
是非しっかりしたものを1つ用意しておきましょう!